私はひとつのことを
やり続けることが
あまり得意ではない。
場所もしかり。
一処に長くいなかったりします。
興味が他の物にうつったり
飽きたり
あまり褒められた性質では
ないと思ってました。
同じことをやり続けたほうがいいのか
あるテレビ番組で
iPS細胞でノーベル生理学・医学賞を
受賞しされた山中教授の救われた言葉が
放送されていました。
山中教授は
テーマを1つに絞るのではなくて
次々の違うテーマで研究し続けるタイプの
研究者だったそうです。
34歳でアメリカから日本に
帰ってきた教授は
同じことを長くやる事が評価される
日本で自分がどんな研究者と
評価されるのか
不安が大きかったそうです。
そんなとき
ノーベル生理学・医学賞を受賞された
利根川教授の講演会で
ある日、とある講演会に訪れた
講演会後の質問タイムに
「日本では研究テーマの一貫性が
評価の対象になっていますが、
それについて先生どうお考えか?」
と、意を決し質問されまして。
利根川教授は
「別に持続性なんかなくたっていいと思います。
面白いことを科学者はやるべきであって。
僕は割と飽きるたちですから、
同じテーマを一生やるなんて考えられない」
この回答に
山中教授は救われたと
言われています。
「面白いことをやるべき」
これは
科学者に限らず
みんなそうだなぁと。
飽き性だとか
続かないとか
そんな部分では気にせずに
面白いことをやっていると
もしかしたら
死ぬ頃には
一貫性が見つかるのかもしれないしね。
TVでは
講演後の質問会の映像も流れたのですが
恐る恐る質問する若かりし山中教授と
質問の途中なのに
食い気味に発言する利根川教授が
面白かった(●´⌓`●)